排水管内部に発生・蓄積する細菌類は、排水管の汚れや悪臭、排水不良の原因となるとともに、排水管の劣化を進めてしまいます。
そこで、タイコーは排水管更生工事に「抗菌」機能をプラスしたサイクロンスーパーコート工法(CSC工法)を採用。スピーディーな研磨と抗菌ライニングで、排水管の長寿命化とメンテナンスコストの削減に貢献します。
「排水管のメンテナンスを10年間、大幅に軽減できます。できるだけコストを抑え 、メンテナンス回数も減らしたい」という管理会社様・管理組合様の願いにお応えします!
研磨後に塗布するエポキシ樹脂に「抗菌性能」を付与する技術は、タイコーが開発。抗菌塗装に使用する抗菌ライニング材は、塗装面における細菌の増殖を抑制する抗菌性能を持ちます。排水管内部に塗布することで、つまりや排水不良の原因となるバクテリアなど雑菌の発生を抑制し、排水管の劣化を遅らせることができます。
原則として、主管1系統の更生工事を1日で完了します。排水制限は1日のみなので住民・テナントの皆様に大きなご迷惑をおかけしません。
抗菌製品の業界団体である財団法人 抗菌製品技術協議会によって、その高い抗菌性・安全性が認められ、業界初の抗菌ライニング剤としてSIAA認定を受けています。
【抗菌性能の評価】
抗菌性能の評価は、抗菌剤および抗菌製品を取扱う一般社団法人「抗菌製品技術協議会(SIAA)※」の試験機関で行いました。CSC工法で用いる「抗菌エポキシ樹脂」が、SIAAが定める厳正なる基準を上回る優れた抗菌性能を有することが実証され、「SIAA:抗菌加工製品登録」となりました。
※大手企業から専門企業まで数多くの企業がSIAA会員であり、幅広い業界・企業でSIAAの審査証明取得が推進されています。SIAAは、近年日本で生まれた抗菌技術を東南アジア等へ浸透させる活動も計画しています。
実際の試験で撮影した写真~抗菌加工製品を実証~
「抗菌加工製品」とは抗菌加工を施した製品です。「抗菌加工製品」の規定は日本工業規格(JIS K 2801)では、加工されていない製品の表面と比較して細菌の増殖割合が100分の1以下である場合、その製品に抗菌効果があると規定しています。